カラー暗室日記

暗室は、清く正しく美しく

フィルム

OSAKA FILM PHOTOWALK 2019で飾っていた写真

オオサカ・フィルムフォトウォーク、今年も終わりました。ありがとうございました!各ギャラリーと参加者みんなで作る6日間。そんな感じが今年はいっそう強かったです。また来年も一緒に楽しみましょう! 写真は、会場で飾っていた私の写真。ある日のこと、…

フィルムについてのコラム

OSAKA FILM PHOTOWALKでギャラリー・オーナーによるリレーコラムを書いています。 今回は、フィルムってどんなものか、どんなふうにしてプリントが生まれているのかについて、若き日の自分に説明するつもりでなるべくわかりやすく書いてみました。 よければ…

カラーネガの段階露光テスト

適正露光 f4 / 1s をN(ノーマル)として、N-4 〜 N+12でテスト撮影。 N-4 〜N+3までは絞り値調整して1/2段ずつ、N+4 〜 N+12は1段ずつの段階露光で、計24コマ。f1.4 / 4s(N+5)以上は相反則不軌がありますが、そもそも使い物にならない感じ。ベタ焼きにす…

FUJI FP-100Cからネガをつくる

生産終了品のこと書いてもと思いつつ。先日いろいろあって、変なニコンFが手元にやってきました。 ニコンFにピールアパートのポラフィルムを使えるようにした改造品。ご覧のとおり、取り外し不可。手元に使用期限の過ぎたFP100Cがあったので、とりあえず撮影…

写真家のネガ管理

さて、写真家はどのようにネガ保管されているのでしょうか。 2月に発売されていたSWITCHは、荒木経惟さんの特集号。事務所(?)でソファにもたれる荒木さんが表紙でしたが、その後ろに積まれたたくさんの箱。この中にネガが管理されているようです。ネット…

ネガ管理問題

rainroots湯地さんのブログ記事で、モノクロ引き伸ばし機を使ったカラープリント事例がレポされていて、ちょう参考になります!暗室交換日記みたいでたのしいですね〜。 さて、フィルムで写真を撮っているとちゃんと整理しないと大変なことになるのがネガ管…

ローライデジベースc41のpH覚書

ローライデジベースc41の各薬品を140mlずつ作り、作りたてのpHを測りました。 発色現像液 pH10.3(49℃ )*スターター投入前(H2O+A+B+C)pH10.4 漂白液 pH4.3(40℃ ) 定着液 pH7.1 (40℃ ) ▲上記薬品を使って、JOBO CPE-2にて処理(カメラ=写ルンです)…

4x5カラーネガ現像

4x5のカラーネガフィルムを小型タンクでテスト現像しました。35mmも2本あわせて現像したかったので、4本用タンクに35mmリール2本を入れ、余った空間にシートフィルムを2枚入れます。 シートフィルムは、乳剤面を内側にして輪ゴムで留めて入れました。や…

カラーネガフィルム現像について2

前置きが長くなりましたが、カラーネガフィルム現像テストについて書きます!あくまで勝手にやってることなので、致命的な問題がある可能性もないとはいえません。 【カラーネガフィルム現像の流れについて】 まずは熱湯2Lをメスカップで2つ用意します。 …

カラーネガフィルム現像について1

フィルムが4本たまったので、今日はカラーネガフィルム現像をしました。 個人でカラーネガフィルムを現像するには、いくつかの方法があります。詳しくは、tokyo-photo.netさんの「カラーネガフィルムの自家現像」のページに事細かに記載されています。ほん…