カラー暗室日記

暗室は、清く正しく美しく

コンタミです

12時間暗室したところ、黒に締まりのない浅いコントラストのプリントに。コンタミを疑い、本来黒潰れするであろう濃度まで露光したところ、潰れることなくまま低いコントラストのまま、カラーバランスの崩れたプリントの出来上がり。

原因はわからないが、定着漂白液が気化して、CPの蓋についた水滴が発色現像に混じった可能性も考えられる。今後作業の3時間おきくらいには蓋の水滴をとるべきかもしれない。

発色現像の液を抜いたところ、ステインが発生していた。久しぶりに会うなあ、できれば会いたくなかったけれど。と軽口も早々に作業は切り上げ、せっかくなので徹底掃除モード。

同様にして問題が起きても責任は負わないが、発色現像液の汚れを落とすにはサンポールが効く。CP内部とローラー部をサンポールで洗い、CP内部は水の入れ替えと循環を繰り返しながらスポンジで磨く。ローラーは洗浄後、サンポールを完全除去するため一晩バットに水を張って漬け置き。

翌日、新液にてカラープリント。特に問題なしでひと安心。