現像したフィルムを6コマごとに切り、スリーブに入れます。フィルムを透かしてコマとコマの間にハサミを入れていきますが、いつもこれが苦手です。。。
スリーブに入れたら、コンタクトプリント(ベタ焼き)をとります。片面が乳白色のスリーブなども売られてますが、両面透明タイプを使うとスリーブに入れたままコンタクトがとれるので便利!わたしはコスモスインターナショナルさんが取り扱われていたCP-1というコンタクトプリンターを使っています。
カラー暗室でのコンタクトプリントは手元がまったく見えません。これがあると印画紙とフィルムをセットする位置がかんたんにわかるので便利です。でもこれがいい値段するんだなー。
もっと簡単にすませたい場合は、ガラス屋さんに行きましょう。5mm厚のガラスを使うサイズに切ってもらい、エッジで手が切れないように面取り加工してもらいます。コンタクトを焼く時はイーゼルを使って印画紙の位置を決め、その上にスリーブとガラスをセットします。
ちなみにCP-1へ四つ切印画紙とスリーブをセットすると、このようになります。
- 使う引伸機と、ヘッドの高さ
- 引き伸ばしレンズと、絞り
- 印画紙
- YとMの数値
- 露光秒数
を記録しておけば毎回同じデータでプリントが出来ますが、コンタクトは撮影した写真との初めての出会いといえるものです。コンタクトで見た色の第一印象は、プリント時にイメージを左右しやすいので、尾仲浩二さんはコンタクトのテストプリントをして、ある程度色味を調整されているそうです(カメラマガジンに書かれていました)!