ちょっとまとまった時間がとれたので、もうすぐ年末だしプロセッサーの掃除。浴槽とローラーはマメに掃除しやすいですが、見落としがちなのがギア。歯ブラシでやると楽です。汚れが落ちると気持ちいいですね!
CP31のLCD表示がTHERMOMETER TEMP. CONTROLLERから変わらない時の覚書
昼11時頃から35℃で稼働させていたカラープロセッサーCP31が、18:30頃ふと気づくと30℃くらいになっている。あれれ?と思って、よく見るとLCDパネルの下部に小さい字で表示されている文字がいつもと違う。普段は、
THERMOMETER TEMP. CONTROLLER II
と表示されているところが
THERMOMETER TEMP. CONTROLLER
と「II」の表示がない。動かし始めた時は間違いなくIIだったので、稼働中に変わったと思われる。便宜上IIでない方をIと呼ぶことにするが、Iだと温度の上限を設定できるが、下限が設定できない。
そこでまずはリセットボタンを押したが、変わらずIのまま。何度押してもダメ。説明書を読んで見るが、「リセットしてやり直してみてください」のみ。こんなこと初めてで困ったなぁと思っていたらちょうど暗室にいた倉科さんが、やったら治った。ありがとう!そこで行った作業を記録しておきます。
1)電源をオフにし、コンセントを抜いてリセットボタンを押すが、ダメ
2)コンセントを差し直して電源をオンにし、リセットボタンを押すが、ダメ
3)セットボタンを長押しし、温度の上限を36℃にしセットボタンを押す。そうすると下限設定画面がでてくるようになり、35℃にしてセットボタン。LCDの表示がIIに自動で変わっている。
1)2)は不要で、3)をすれば治るのだろうと思われる。よかった、よかった。
ちなみに日本語の説明書はPDFで持っていたのですが、同様の事例はネット上に書かれていないかと「"cp31" themometer temp controller」で検索したところ、該当する記事は見当たらなかったものの、George Nova ScotiaさんのWEBサイト Silveruser Manuals でCP31の英語版マニュアル、メンテナンスガイド、スペック表、パーツ表などがPDFで転載されているのを発見。メンテナンスガイドは初めて見たなぁ。日本語版もどこかにあるのかもしれませんが、日本語の説明書には書いてないような
・毎日のメンテナンス
・毎週のメンテナンス
・毎月のメンテナンス
とかも書いていて、へぇ〜って感じでした。ユーザーはぜひ。
印画紙サイズのシャツ
こんなんあったらえーなー、と思ったので作ってみました。印画紙サイズのシャツ。アイラブ印画紙。
とか言ってたら思いがけず、ほしいというご意見を多数いただきましたので、急遽ですが受注生産させていただきます〜。
ご注文締切:2018年11月13日(火) am 11:00まで
受付期間もっとあるほうがよいかとも思うんですが、ほら、こういうのって早くほしいじゃないですか。。。12月中旬(冬!)までにお手元にお届け予定です。
ほら、黒もあるヨ。
というわけで詳細・ご注文はこちらからどうぞ〜
カラーネガの段階露光テスト
適正露光 f4 / 1s をN(ノーマル)として、N-4 〜 N+12でテスト撮影。
N-4 〜N+3までは絞り値調整して1/2段ずつ、N+4 〜 N+12は1段ずつの段階露光で、計24コマ。f1.4 / 4s(N+5)以上は相反則不軌がありますが、そもそも使い物にならない感じ。
ベタ焼きにすると、こうなります。
それらを同じ濃度・色にできるだけ近づけてプリントするとオーバー、アンダーの影響がどういうところに出るのかわかります。
テストピース。
次世代印画紙、MAXIMA!
FUJIFILMが10/31から、オンラインプリントサービス「プレミアムプリント」をスタートしました。どんなサービスなのかなどれどれと見ていて、目を奪われた「次世代印画紙 "MAXIMA"」の文字(特徴の下部あたり)。
「ギャラリーや博物館でのハイエンドプリント用に特別開発され、画像寿命が従来のプロペーパーから40%向上、色域は20%増加」とあります。また別のページでは、「究極の印画紙」とも書かれています。おー、気になりますネ!
でもネットには日本語での情報が全然なく、う〜ん。。。プレスリリースを再度読み直すと、「フジカラー クリスタルアーカイブ プロフェッショナルペーパー 『MAXIMA』」と書かれているので、もしかして海外製かな?と思い、英語で検索するとちょっと情報が出てきました。
どうも今年9/26〜9/29にドイツのケルン市で開催された「Photokina2018」で発表されたそう。その時の様子がFUJIFILM Europeのアカウントで動画アップされてました。
うーん、実際のモノがあんまりわからん。シャンパンはえーから印画紙を写してほしいゾ。でも新しい印画紙が発表されたことは間違いなさそう。
この記事中では、「現在のプロフェッショナルグレードの写真用紙に比べ、寿命が40%向上、D-maxはより高くなり、色域は10%改善」とあります。また、「サイズは15〜50インチ」「今後数ヶ月のうちにあなたの近くのフォトラボに流入するはず」と書かれています。確かに日本にもこうやってやってきてるしなぁ。
黒が違うということで、気になるのはシャドーの調子。日本でも箱かロールで買えるといいのですが、個人輸入になるのかな。手焼きしたいな〜。続報に期待〜。
オマケ:
made in Nederland(オランダ)でおなじみ、FUJIのオランダ工場の中が見れるビデオ。
LPL ET-500、調子わるし
愛用の引き伸ばしタイマー LPL ET-500。時間のデジタル表示と、1秒ごとにカウントしてくれる(覆い焼き・焼き込み時に便利)機能がついてて、カラー暗室にもってこいなタイマーです。
普段はサウンド設定をカウントブザーで使うことが多いのですが、エンドブザーが鳴る終了のタイミングで、ピピッという音とともに再びカウントがスタート、引き伸ばし機が点きっぱなしになるという不具合が何度か起こるようになりました。
100回露光して1回起こるという感じで、テストピースとかの時に起こる分にはまぁやり直せばいいのですが、いつの日か本番プリントで起こるのではと思うと、う〜むという感じ。
買い換えるのが一番かとも思いますが、 ヤフオクで見かけないので、とりあえずLPLに電話してみました。かくかくしかじかでとお伝えすると、すみませんがET-500の修理はもうパーツがないので引き受けれないとのこと。そりゃそうですよね、こちらこそすみません。
とりあえず中を見てみようと分解。ちなみ本体の滑り止めゴムの下にネジが隠れてますので注意。
見てもおかしな様子なし。やっぱり丸っと交換しないとダメな故障かな。。。とりあえずエタノールで綺麗に清掃。いつもありがとう。
再び組み立て。しばらく使ってみてまた起こるようなら、買い換えるかのう。。。