写真同人誌「街道マガジン vol.6」(KAIDO BOOKS)に参加しています。
10月20日、21日に原宿・VACANTにて開催の写真集飲み会の、KAIDO BOOKSブースで初売りとなります。大阪では、ギャラリーソラリスにて取り扱い予定です。どうぞよろしくおねがいします。
覆面暗室ユニット、スペース・ギャラクシー・ダークルーマーズが帰ってきた!
地球を離れ、はや1年。パトロールの最中、現像液の補給に降り立ったとある惑星で2人は、はるか宇宙の果てにあるというストロボの噂を耳にする。なんでもそのストロボは永久機関を内蔵し、電池も不要、無限にストロボが光るという。
「そんなシャインプルフ、、、じゃなかった、エントロピーの法則を無視したものがあるはずがない!」
「ふむ確かに、、、それよりScheimpflugはドイツ語ではシャイムプルークじゃないか??」
「馬鹿野郎!Wikipediaなんて信頼するな!」
そうして2人は宇宙の果てを目指し、船を走らせるのだった。
ひとつよろしくおねがいします。
生産終了品のこと書いてもと思いつつ。先日いろいろあって、変なニコンFが手元にやってきました。
ニコンFにピールアパートのポラフィルムを使えるようにした改造品。
ご覧のとおり、取り外し不可。手元に使用期限の過ぎたFP100Cがあったので、とりあえず撮影してみました。
フィルムがちゃんとめくれてませんが、カメラは問題なく動くようです。この上の方のネガ像のものは捨てる部分ですが、この部分の黒い面をパイプクリーナーなどの漂白剤で洗い流します。
私はアクリル板の上にフィルムを留め、洗車用スポンジでやさしく洗い流します。どうせ汚れるので、高いものは使わないでよいです。
水で洗い流すと、ご覧のとおりネガのできあがり。
これができたらそりゃ焼いてみたくなるというもの。
ちなみに黒い面の反対(乳剤面)には漂白剤を付けないように。像が消えます。
暗室で4x5のガラスネガキャリアを使い、引き伸ばし機にセット。ちゃんと投影できるようです。いけそうな予感。結果は、、、
がーん!カラーバランスがおかしい。
・撮影時の露出
・フィルムの現像時間
・フィルムの使用期限
などでこうなってしまってる要素もあるのかな?それともこういうものなのだろうか。
白い被写体部分に色が乗ってくるのでノーマルぽい色で焼こうと思うと、ここに色が乗らない程度に浅く焼くしかない。しかしそうすると全体が明るくなりすぎる。撮影時の露出をアンダー目にとっとくといいのかな。
というわけで試行錯誤中です。
いつかは手に入れることになると思っていた、NOVA Washmaster IIがやってきた。印画紙の水洗装置です。この波の絵が2周半くらいしてかわいく見える。
https://www.fotomayr.de/pdf/DO009402.PDF
より、データをメモ。
> 水洗促進剤を使う場合
> 水洗促進剤を使わない場合
なおFUJI QWをバライタで使う場合、以下参照。
わたしは非硬膜定着液とQW使うので、実際には
としてます。
RCでもバライタでも、不要に水に浸け続けるのは印画紙への負担になるので必要以上に長くすればいいわけではないです。
そんなわけで兒嶌秀憲✕橋本大和 写真展「Allesson et Bokesson」は本日終了しました。足を運んでくださった方、気にしてくださった方、ありがとうございました。そしていつもわがままに胸を貸してくださる兒嶌さん、ありがとうございました。
2016年からはじまった暗室二人展も
「back to back」「back to basics」(2016)
「ハンマーを持つ者にはすべてが釘に見える」「写真に写っているものがすべてです」(2017)
そして今回で5回目を終え、半年後にギャラリーライムライトにて6回目を開催予定です。次回タイトルを考えないと。。。