順調
SPACE GALAXY DARKROOMERS、再び
覆面暗室ユニット、スペース・ギャラクシー・ダークルーマーズが帰ってきた!
地球を離れ、はや1年。パトロールの最中、現像液の補給に降り立ったとある惑星で2人は、はるか宇宙の果てにあるというストロボの噂を耳にする。なんでもそのストロボは永久機関を内蔵し、電池も不要、無限にストロボが光るという。
「そんなシャインプルフ、、、じゃなかった、エントロピーの法則を無視したものがあるはずがない!」
「ふむ確かに、、、それよりScheimpflugはドイツ語ではシャイムプルークじゃないか??」
「馬鹿野郎!Wikipediaなんて信頼するな!」
そうして2人は宇宙の果てを目指し、船を走らせるのだった。
ひとつよろしくおねがいします。
FUJI FP-100Cからネガをつくる
生産終了品のこと書いてもと思いつつ。先日いろいろあって、変なニコンFが手元にやってきました。
ニコンFにピールアパートのポラフィルムを使えるようにした改造品。
ご覧のとおり、取り外し不可。手元に使用期限の過ぎたFP100Cがあったので、とりあえず撮影してみました。
フィルムがちゃんとめくれてませんが、カメラは問題なく動くようです。この上の方のネガ像のものは捨てる部分ですが、この部分の黒い面をパイプクリーナーなどの漂白剤で洗い流します。
私はアクリル板の上にフィルムを留め、洗車用スポンジでやさしく洗い流します。どうせ汚れるので、高いものは使わないでよいです。
水で洗い流すと、ご覧のとおりネガのできあがり。
これができたらそりゃ焼いてみたくなるというもの。
ちなみに黒い面の反対(乳剤面)には漂白剤を付けないように。像が消えます。
暗室で4x5のガラスネガキャリアを使い、引き伸ばし機にセット。ちゃんと投影できるようです。いけそうな予感。結果は、、、
がーん!カラーバランスがおかしい。
・撮影時の露出
・フィルムの現像時間
・フィルムの使用期限
などでこうなってしまってる要素もあるのかな?それともこういうものなのだろうか。
白い被写体部分に色が乗ってくるのでノーマルぽい色で焼こうと思うと、ここに色が乗らない程度に浅く焼くしかない。しかしそうすると全体が明るくなりすぎる。撮影時の露出をアンダー目にとっとくといいのかな。
というわけで試行錯誤中です。
水洗
水洗のこと
いつかは手に入れることになると思っていた、NOVA Washmaster IIがやってきた。印画紙の水洗装置です。この波の絵が2周半くらいしてかわいく見える。
https://www.fotomayr.de/pdf/DO009402.PDF
より、データをメモ。
■ RC紙の場合(水洗促進剤、不要)
- 水温20℃以上なら3分
- 水温20℃未満なら6分
■ バライタ紙を非硬膜定着液で処理の場合(ILFORD)
> 水洗促進剤を使う場合
- 予備水洗 5分
- 水洗促進剤 10分
- 本水洗 水温20°C以上なら5分、20℃未満なら10分(薄手)または20分(厚手)
> 水洗促進剤を使わない場合
- 水温20℃以上なら45分
- 水温20℃未満なら60分
なおFUJI QWをバライタで使う場合、以下参照。
わたしは非硬膜定着液とQW使うので、実際には
- 予備水洗 5分
- FUJI QW 6分
- 本水洗 20分
としてます。
RCでもバライタでも、不要に水に浸け続けるのは印画紙への負担になるので必要以上に長くすればいいわけではないです。