カラー暗室日記

暗室は、清く正しく美しく

かぶり

ネガが濃くて、プレフラッシング・タイムが絞り開放で24秒!

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処理したところ、あらら、プリントの右部と上部が黄色くかぶっていました。

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印画紙をイーゼルに置いたときに右側、上側には白い壁があります。原因は、露光中に引伸機まわりの壁に反射した光だろうと推測し、あわてて対策したのが上の写真。暗室はやっぱり黒壁が望ましいのですなー。

ちなみに引伸機のネガキャリアをはさむ部分に隙間があったり、ヘッドの裏部分あたりに隙間があったりして、そこから露光時に光線がもれて印画紙をかぶらせるということもあります。

そんなかぶり原因の探し方は、全暗内で引伸機の電気を点け、印画紙になった気持ちで引伸機レンズを覗き込むと原因を探すと見つけやすいです。

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わたしの使ってる引伸機にもやはり隙間があるため、厚紙をパーマセルで留めていますが、ヘッドは熱を持つためテープがすぐに剥がれてきてしまいます。。。なにかおすすめの埋め方はないものかしら。